介護のテクニック!!怒りの反応を遅らせよう

背景にあるものとは?

近年増加する虐待と言われるいわゆる介護殺人の背景には、ストレスや介護負担などが存在しており、立場の弱い要介護者に対してストレス発散の矛先が向けられている現状があります。これは身近な対象ほど強くなり、高いところから低いところに流れるという怒りの性質そのものだといえるでしょう。さらに、日常の介護場面でつい乱暴に対応してしまったり、命令口調になってしまうようなことがあるなら要注意のサインです。忙しいときに動きが遅いとつい介助が乱暴になってしまったり、とっさに手を挙げてしまうなど反射的な言動は取り返しのつかないことを招くこともあるので気を付けましょう。

反射的な行動を防ぐには

反射的な言動をとってしまった後に言い過ぎた、どうしてあんな対応をしたのかと家族介護者はもちろんプロの介護職でも自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。アンガーマネジメントではカチンときたときに反射的な行動をとらないことが重要で、売り言葉に買い言葉というような反応をすると自分の感情任せな不適切な対応になってしまう危険性があります。怒りのピークはほんの数秒間ですから、怒りの感情がなくならなくても、この数秒間をやりすごすことができれば少なくとも大きな失敗は回避できるでしょう。クールダウンするにはいくつかの方法がありますが、書くことで冷静さを取り戻したり、その場を離れることも効果はあるものの、仮に離れなれない場合はどうしたらいいでしょうか。

魔法の言葉を考えてみよう

怒りを感じた時に自分自身の不適切な反応を抑えるために魔法の言葉を用意しておきましょう。つい相手を攻撃するような言葉が出そうになったら、大丈夫、何とかなるなど自分で用意した言葉を心の中で言ってみることです。人によっていろいろですから、これも給料のうちと自分を鼓舞するフレーズでもいいですし、今が成長のチャンスという具合に自分を励ますフレーズでも構いません。また、自分の飼っているペットの名前を思い浮かべると気持ちが落ち着くようなら、言葉よりもイメージでコントロールしてもいいでしょう。そして、心の中でユーモアに反論するというのも相手に悟られずに怒りを落ち着かせる方法ですよ。

介護の派遣のサービスは、大手の社会福祉法人やデイサービス事業所などに導入が急ピッチで進められています。